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路上の言葉
やばい。さっさと個人のブログを作れよ!ってな内容になってしまいました(いつものことか?)。取り扱い注意!
前回のエントリーでは僭越ながら詩人の荒川洋治さんを紹介させていただきました。
その数日後、トリノ五輪では荒川静香選手が金メダルを取りました(おめでとうございます!)。
荒川さんと荒川さん。
なんだこれは。
ただの偶然か。

もちろんただの偶然に決まってるのですが、うーん、なんかこう勝手にひっかかってるわけです。だってあのタイミングで荒川洋治を紹介する必然性なんてまったくなかったし、半年振りのブログ再開としても妥当だと(ぅ)は思わなかったわけです(なら書くなよ!)。本当にもよおしてきてしまったから書いただけなんです(冷や汗)。

では、何がもよおしてきてしまったのか。
ふふーん、図らずして予言しちまったのか?俺は。みたいな。的中?なんだか予備校の入試速報みたいですな。

これってタイミングは若干ずれてますが(まぁ、人類の誕生から現在までに流れた時間を1日と捕らえれば同時みたいなもんですわ)、共時性(意味ある偶然の一致)の一種なんじゃないか?(強引すぎる?)これは何かあるんじゃないか?と慌てふためいているわけです。ははーん、何か宿ってるのか?俺。みたいな。ひょっとしてオレってすげーんじゃない?みたいな。こういう勘違いから道を踏み外してしまう人もいるかと思いますが、それはそれ。考えてもわかるもんじゃあありません。

で、結論から言うと、「だからなんなんだ?」ということで、予想をするのはよそう、ってところに落ち着きました。無駄なことばっか書いてすみません。ぶひ。

…せっかくですから、もうちょっと続けてみましょうか(うそ。続けたいだけでっす)。なんというか、予想ってあまりときめかないのですよ。予想して当たってどうだすげーだろ!という世界が。

そんなもん、ハイハイ、しゅごいしゅごい。と言うしかないじゃないですか。勝ち誇るところが下品というか、もっと謙虚になったほうがいいかと思うわけです(そんな身も蓋もないことを)。野球でもサッカーでもマラソンでもK-1でも何でもいいですが、優勝したのはあくまでも本人(達)なのであって、全くの他人である我々ではないわけです(そんなことわかりきったことですが)。こんなこと言うとあれだけど、競馬とかってそういうところが下品だなって思うのです(いや、上品とか下品とかって問題ではないのでしょうが)。

たしかに予想を的中させたのは凄いし、その洞察力や分析力も見上げたものだと思うのだけど、でもさぁ、勝ったのはその人の努力だったり、常日頃積み重ねてきた成果であるわけです。それでも負けてしまう人が大勢いるわけで、そこが切ないのです(だからオリンピックとかってどうも盛り上がれないのです)。

で、予想がはずれたらコキおろすわけでしょ?なんだかなぁ。おまえががっかりしてる以上に本人は落胆しているはずなんだよぉー、というか。まぁ、それでその場がひとしきり盛り上がるのなら人畜無害だし別にいいんですけどね。ただただ、もっとそわそわどきどきして楽しめればいいんじゃないですかね?(意味不明?)

と、味気ないことばっかり言ってどうもすみません。でもね、どうせだったらもっとどうでもいいことをすればいいと思います(ものすごい飛躍。逆に、全然別の角度から大胆に予想して、いかに外すかってところにかけるってのがいいですね。外しっぷりをエンターテイメントするというか、のすとらだむすみたいにさ)。

だからあれだ。株も同じですね。買ったおまえがすごいんじゃなくて、企業努力で利益を上げた会社が偉いんだよ!みたいな。まぁ、そこを見抜く力も凄いのか。なんかお金のことばっかり書いていますが、結局のところいちばん意地汚いのは俺なんだろうなぁ。

中吊り広告を眺める度に溜め息がでると同時に気が滅入ります。宝くじみたいに、せいぜい買う場所が決められるぐらいで、あとは野となれ山となれ的な自分の力ではどうにもならないもののほうが惹かれます、僕は(支離滅裂)。

はい。以上は、今回の記事と全く関係ありません。ごめんなさい。

それでは気を取り戻して、本日の言葉♪

「ちょっとアンタさぁ、自分にお金かけすぎだよぉー!」

渋谷の路上にて聞くともなく耳に飛び込んできた見知らぬOL(たぶん)の言葉。別にどうってことない言葉ですが、ちょっと衝撃でした。横からいきなり頭をパコンとはたかれた感じ。

どこがか。

給料がいつのまにかなくなっていることについて、何の躊躇もなく生活しているわけですが(おいおい)、そこには「自分の為に」使っているという意識がなかったのでした。ただお金が残ってるから使ってるだけ、というように(あぁ、やっぱり金の話だ。まずいなぁ)。

「自分にお金をかけない生き方」という発想がすっぽりと抜けておりました。なるほど。たしかにそういう考え方もあるなぁ、と思ったのです。お金なんてかけなくても生活できるよなぁ、というか。意識しようがしまいが、CDや本を買ったりライブに行ったりすることは、自分への投資だったってことですな。

自分で稼いだお金なんだから、他人にとやかく言われる筋合いはねえ!と言ってもいいと思うけど、それもなんだか傲慢な気がします。要は繰り返しになりますが、別に自分にお金をかけなくたっていいじゃないか。という発想が全く抜けているということを悟ったわけであります、路上で。

お金についての僕の感覚は、きっとお小遣い感覚なんだと思います(あきれた話ですな)。
で、このお小遣い観がくせ者なのです、僕にとって。
子供の時よりも小遣いの額が比較にならないほど増えてしまったために、現在の体たらくに至ってしまったと。僕の給料はごく平均的な金額、もしくはそれ以下だと思います。もっと欲しいなぁと思うことも多々ありますが、そもそもこんなにもらっていいの?と考えたりもします。

サラリーマンだからでしょうか(?)、正直、働いたことに対する報酬、換算基準がよくわからないです。同じような仕事をしても、いっぱいもらえる人ともらえない人がいるわけです(もってまわったような言い方してますが、しばしご辛抱を。というか、飛ばしてくださいっ!)。

30を前に今さら何言ってやがるんだ!って感じですが、きっとプロ意識が低いんだと思います。またしても、おまえはバカか?と言われそうですが、たぶんバカなんです。だって、働きたくないんだもの(うわ)。甘えたこと言ってるんじゃないよ!と言われれば、ぐぅの音も出ません。やりがいがあろうがなかろうが、できることなら僕は働きたくない。だから、フリーターやニートを馬鹿にできる立場ではありません。たまたま職につけてるだけの話なので。

そこを踏まえて、みんな本当のところはどうなのよ?と訊いてみたいわけです。職場の周りの人に申し訳ないとは思うけど、最終的には自分の気持ちが優先されてしまうので、甘くなってしまいます。だからいつまでたっても大人になれないのだろうな、このままだと、いつか周りから見放される、という気もしますが、でもだからといって、嫌なものは嫌なわけです。

これを読んで気を悪くした方、イライラした方、ごめんなさい。もしよろしければ、どうしてそういう気分になったのかをかいつまんで教えてもらえるとありがたいです。そんなの常識的に考えればわかるだろ?何年会社勤めやってんだ!と言いたい気持ちはわかりますが、「常識的」なんていうあやふやな言葉ではなく、もっとしっくりくる説明がいいです。

そもそも「常識的」ってなんやねん!そうだ!僕は「常識的」の意味が知りたいだけです。思考停止って意味ですか? 自分の考えは棚に上げて、「一般的」な「正論」を振りかざすとことであるようにしか思えない。そして、自分もそういうことを言ってしまうことがある、ということが悶々とする原因です。いよいよ迷宮入りです。

こういうことを力説してしまうこと自体が馬鹿げているというか、平和ボケの最たるものなのですが(う。書いてて泣きたくなってきた)、うーん、どうしてこうなんだろう。そうじゃない人が心底うらやましいです。だから、呑みの席では僕は極力仕事の話をしたくないのです。

それもこれも守るものがないからなんでしょう。守るべきものができたらやりますよ。やるしかないからやるのです。後ろ向きでしょうか。ん?そんな奴に守られたかぁないよ?うーん、一理あるなぁ、それ。残念。

話を戻しましょう(すっきりしました。でも、後が怖いかも…)。そうか。いくら自分がかわいいからって、別にお金をかける必要はないんだね。そうか。でもね、そういうことはもっと早く言ってくれないと困るわけですよ。言われた時には既にタワレコに寄った後だったのですから。

というわけで、今回はその日買ったCDの紹介(前置きがメインになってしまいました)。


林栄一×板橋文夫/Live at Shinjuku PIT INN

最近はブラジルにどっぷりなので、久々に買ったジャズのCDです。アルトサックスとピアノのデュオですが、適度な緊張感が心地よいです。選曲も渋く、どちらかというとアングラ感が漂うジャズですが、聴いているうちにじわじわと馴染んでくると思います(フリーっぽいけど、フリージャズじゃないですよ!)。

ソウルフラワーユニオンでもおなじみの「平和に生きる権利」が収録されているのも注目です。この左っぽい?曲名に違和感がある人もいるかもしれませんが、まぁ、しょうがないですな。

この曲の歴史を辿れば、おのずとわかると思います(紹介しようと思いましたが、適当なリンク先がみつかりませんでした。)。日本は平和です。曲自体もとてもいいので、先入観なしで聴いても楽しめます。ちなみに以前NHK-FMでオリジナルバージョン(ビクトル・ハラ)をかけましたが無反応でした(汗)。

そして。
For You という曲が本日の目玉。ピアノの板橋さん作。
たぶんこの曲、演奏を生で聴いたら泣いてしまうんじゃないでしょうか。無防備な状態で聴くと危険です、いい意味で。

仰々しくて非常に和な旋律ですが、とても優しい空気に包まれています。林栄一の生々しいアルトの音色が、えもいわれぬ感情を刺激します。前にラジオから流れてきたのを聴いて、固まってしまったことを思い出しました。間違いなく名曲です。

聴くときの気分を選ぶ曲かもしれませんが、いいです、これは。
女性の意見を聞いてみたい。
ちなみにFor Youということで、次回のNHK-FMでこの曲をかけます。どんな空気になりますことやら。

板橋文夫さんは見た目もいかにも芸術家というか、ただものではないオーラを出しまくってますが、豪快さの中にロマンチストな部分が随所に出てきます。きれいな曲をいっぱい作っています。

僕にとって色気のあるピアニストは見た目も演奏もダントツで辛島文雄さんですが(お!ふみお繋がり!)、板橋さんの演奏にも色気を感じます。板橋さんにはCDだけでなく、


ジャンボ!オブリガード!―ブラジル&アフリカツアー交感日記

という非常に興味深い著作があります。
とても楽しい本なので、よかったらどうぞ。

CDもついていますよ。1曲目の「うみ(童謡!)〜渡良瀬(オリジナルにして名曲、この曲の別テイクだけを集めたCDも出てますよ)」が聴きものです。

余談ですが、本書に出てくる板橋さんお抱えのピアノ調律師が、高校のブラバン顧問(作曲家にして音楽教師)がひいきにしている調律師だったことが判明。当時は野球応援等で楽器を運搬してくれるトラックの運転手さん、という認識しかなかったので(自慢になりませんが、数回会話をしたことがあります)、この本で写真を拝見した時は心底ぶったまげました。

世の中狭い!こういう繋がり方は楽しいです。今後もこのようなことがあるのでしょうか?こればっかりは長く生きてみないことにはわかりません。だから長生きしたいです。そんなんじゃだめですか?


最後に勝手に告知コーナー。

地人会第100回公演『流星に捧げる』

山田太一作の演劇が今週末から新宿サザンシアターであります。
どうですか?興味ありませんか?ちなみにまだチケットを買ってません。

それからこれも今週末。
ブラジル音楽のDJイベントです(毎月第2土曜日開催!)。

Samba-Nova

渋谷でブラジリアンな夜を。

というか、よりによって書かなくていいことばっかり書いた気がします。今回は何がもよおしてきたのでしょうか。次回、吉報を待たれ!(打ち切りだったりしてね)
| 岩崎博士のCDレビュー | 01:00 | comments(8) | - |
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今度のもーぜー。

だらだらと。

ふわふわした感じで。
| 14 | 2006/03/09 3:20 PM |
またまたー。
そんなことゆって、ほんとーはよってたかって説教するつもりなんでしょー?
ひとつ、お手柔らかにお願いしますよー。
まぁ、張り合いないかもしれないけどねー。
| iwasaki | 2006/03/09 5:40 PM |
いーじゃんいーじゃん、じゃんじゃん使っちゃえYO!
| いちへい | 2006/03/11 2:48 AM |
うーわー。
悪魔の囁きだー。
| iwasaki | 2006/03/12 12:12 AM |
わたしは「いいじゃん!自分の稼いだお金なんだから自由に使うよ!」とか思ってます。
傲慢ですか?
傲慢ですね。
お給料に見合うだけの仕事をしているかというと、
疑問になるというか、怖くなるときもあるけれど、
でもお金がないと暮らしていけないし、写真も取れないし。

For you聴いてみたいな〜。
| えり | 2006/03/19 6:50 PM |
いや、要はプロ意識を持って仕事をしているかどうか、が問題なので、自覚を持ってちゃんとやっている人は傲慢ではないと思います。
傲慢などという強い、決めつけるような言葉を使ってしまってごめんなさい。「傲慢」てなんか字面がよろしくないですね。いやはや。

For you は機会があったら聴いてみてほしいなぁ。少なくとも、何も感じない、ということはない、確実に何かを訴えかけてくる曲です。
| iwasaki | 2006/03/19 11:15 PM |
常識的っていうのは、平均的ってことなんじゃないのかな。
統計局の資料とかで、ごく平均的な日本人男性が、20代から30,40,50,60,70代、と各段階で何にどれくらいお金を使っているかを見て、ごく常識的な毎月のお金の使い方や、貯金の仕方、貯金したものがいつごろ使われるかのデータを見ると、「ああ、こういうのがごくまっとうな人のお金の使い方なんだな」というのがわかるんじゃないかな。

30で結婚して、35で子供が二人いて、45では教育費がこのくらいで、65から年金で、それまでに3LDKのマンションのローンを完済するには、35から毎月支払ったとして月々いくらとか。

まあこの先いつどんなことが起こるかなんてまったくわからないので、そういうのと同じに自分を矯正しないといけないわけじゃないんだけど、ごく普通の平均的な日本人はこういう感じなんだろうな、という目安を持っておくのは大切なんじゃないのかな。
| ちしき | 2006/03/20 11:44 AM |
うぐっ。
至極まっとうなアドバイスですな。
それだけに胸に突き刺さるってもんです。
人生設計かぁ。そりゃそうか。
先日も友人からマイホーム購入の報告を受け、かなわないなぁと思いました。

まぁ、たしかにそうなのかもしれないけど、
なんというか、まっとうにはいきたくないというか、
あんまり小さくまとまってしまいたくないというか、
人並み路線に軌道修正したところで既に大幅な遅れを取っているわけだから、
今更感がものすごく強いのです。
そこを上手く切り替えて、今日からおりゃ〜とがんばるか、
いやいや、そんなん見苦しいだけだって、と鼻くそほじって高をくくるかが人生の分かれ目なのでしょう。
それはよくわかります。でもできない。そうやってだめになっていくのでしょうか。
もちろん、まっとうな生き方はすごいし、尊敬できるし、ある意味とても難しいことだとも思うけど、うーん、自分がそういうふうになりたいかといえば、答えは否。イマイチ魅力が感じられない。脳が溶けはじめているのでしょうか。
落ち着いた生活やささやかに暮らすことは人様にまかせてしまって、自分はあんまりありきたりなふうにはなりたくないなぁ、なんて思ってしまうのです。せめてもの悪あがきというか。
今現在たいしたことをしているわけではないし、これからするかどうかもあやしいものだし、どちらかといえばしょぼい人生を送ってるなぁとも思うし、何かBIGなことができるようなタマではないことも自覚しておりますが、それでもなんかこう、ねぇ。なんかこう、さぁ。
なんとなく周りと同じなのは気持ち悪いなぁ、とか思ってたくせに大学受験とか就職活動とか、節目節目で中途半端に周りに流されてしまって、なんとなーく今まで来てしまい、ここにきてそろそろ結婚を考えなければいけないような時期を迎えてしまったわけですが、なんかそんなんでいいのかなぁ。と僕の中の天邪鬼が騒ぐのです。まぁ、なるようになるとは思いますが、運命論者で成り行き主義者の腰はとっても重たいです。
最後に。
赤点はなるべくなら取りたくないし、高得点なんて望むべくもないけど、平均点というのはどうにもおもしろみがないよなぁと思うわけです。おもしろみがなければ意味ないじゃん。みたいな。
平均て妙にリアルだけど、だからどうした!とつっぱねたい気もしてしまいます。現実を直視するのが怖いのです。

がたがた言ってすみません。
コメントありがとね。
でも、ねぇ。どうすかねぇ。
やっぱり深刻さが足りないすかねぇ。
| iwasaki | 2006/03/20 8:30 PM |