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10/9月(祝) デカダンス・ダンス


「ワルプルギスの黄昏」というおかしな感じのイベントをときどきやっていたのですが、その流れで、ちょっとおかしな夜を久しぶりにお届けします。今回のテーマは「デカダン」ということで、80年代のような、ちょっとズレてる退廃感を出せるといいなと思ってます。連続する日常をズラす刺激を楽しめる感じになるんではないかと。

今回の目玉はデカダン作家・佐藤遼子さんとデカダンサー・火炎瓶てつさんを二本柱にして、タングステンとウワサのピーチガールがからむ何とも言えない感じです。

とはいえ、nicoさんのフードやヨシキさんのDJもあったりして、普通に楽しい一夜でもあったりします。

フライヤー作ってくれた土井川さんが、ボディペインティングをその場でしてくれるそうです。すごいですね。そういうの好きな人はぜひ。

Walpurgis Zwielicht
Decadence Dance

ワルプルギスの黄昏
デカダンス・ダンス

Date&Time 2006/10/9 Mon.(Holiday) 17:30-21:00
Fee 2000yen (with 1drink)
Genre Decadence
Live タングステン・ヒューズ、ウワサのピーチガール
DJ  Yoshiki,Iwasaki,Miyata,Chishiki
VJ PUREJAM(miyata&chishiki)
Decadance Dance 加室(火炎瓶)てつ
Decadence Reading 佐藤遼子
Special Food Service nico

Flyer 土井川まり

Place  LOOP(青山)
http://www.live-loop.com/

東京メトロ銀座線/半蔵門線、表参道駅B1出口から徒歩10分。青山通りを渋谷方面に歩き、青山学院大学を過ぎて左手にあるセブンイレブンのB1F。または渋谷駅宮益坂口から徒歩10分。宮益坂を上り、青山通りに出て歩道橋を渡り、青山学院大学方面に歩いて行く途中の右手のセブンイレブンのB1F。(東京都渋谷区渋谷2-1-13 B1 03-3797-9933)

地図はこちらをクリック
↓↓↓
東京都渋谷区渋谷2-1-13


◆タングステン・ヒューズ/LIVE 藤原伸哉(track)と西垣朗太(voice)により、2003年5月結成。都内を中心に数々のライブハウス及びクラブ・イベントに出演。モノローグの洪水と、切り裂くギターが生み出す混沌空間。2005年7月、PUREJAM Records よりファースト・アルバム『POSITIVE NOISE ON THE BASS LINE』を発売。
http://tungstenfuse.com

◆ウワサのピーチガール/LIVE Vo,Key,G,B,Drの4人編成。不定期に都内ライブハウス、クラブで活動。ラップトップサウンド好きによる、プログラミングされた音によらない歌もの中心の、ロックバンド。http://uwasa-pg.com

◆佐藤遼子/Reading 中学を卒業と同時に異国(海外)に渡り、十代を世界各国を巡りながら過ごす。今は一日のほとんどを(愛猫)のダダとともに執筆やイラスト、アコーディオンに費やす日々。2002年秋、扶桑社より紀行文「スバラシキセカイリョコウ」、角川書店より小説「デ・ラ・シ・ネ」と処女作を2冊同時に発表する。
http://www.satoryoko.jp/

◆土井川まり/Flyer 2006年4月、個展「みんな夢の中」(鎌倉GENBAGEN)。5月「148回ザ・チョイス」入選。そのほか渋谷・新宿・六本木などでLive PaintingやBody Paintingを行う。2006年9月5日(火)〜9月16日(土) Galley unseal(日本橋)にて個展開催中。
http://www13.ocn.ne.jp/~higenaga/


地図入りのフライヤーはこちらから
↓↓
ダウンロード
| ワルプルギスの黄昏 | 01:23 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
6/25 ワルプルギスの黄昏 アセチレン・ランプの書斎


W a l p u r g i s Z w i e l i c h t


ワ ル プ ル ギ ス の 黄 昏

アセチレン・ランプの書斎


Date&Time 2005/6/25 Sat. 17:00-21:00
Fee 1500yen (with 1drink)
Genre New Wave,Spiritual...etc

Candle Art Nico

Live タングステン・ヒューズ、大樹(taiki)

DJ  Miroku,Miyata,Chishiki

Place  Fourth Floor(吉祥寺)

JR中央・総武線,東京メトロ東西線,京王井の頭線、
吉祥寺駅公園口の階段を下りてすぐの通りを右の方に歩き、
すぐ左手にある「日本一寿し」のビルのエレベーターを上がった4FがForthFloor。
(東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-5炭屋ビル4F 0422-46-2106)


C o n c e p t s

強くしなやかで優しく、ときに妖艶な、白いキャンドルの炎。ニコのキャンドルは日本中のいろんな土地を旅していろんなミュージシャンの音を聴き、その土地その土地のエネルギーを吸収して、いろんな人や土地の魂をもらって、また新しく灯した場所と人にそのエネルギーをわけあたえている。

灯すたびに、確実に成長していくキャンドルの炎。ニコは、その案内人として火を守る。火と向き合い、会話して、大切なことを吹きこみながら、古代より続く人間にとっての大切な役目を全うする。

今回、深紅の壁面に囲まれたフォースフロアでは、谷崎潤一郎の妖艶な世界を連想させる「朱赤に、ぼんやり灯る光と闇を感じられる空間」が繰り広げられることだろう。

美しくかつそこはかとない不安を感じさせながら、同一のベクトルに向かう数々の作品が重なり合い、ある種の概念を形作りながらも、だからこそ現れる微妙な差異に対立を点火し、箱庭的な空間に増幅される一夜限りのコンクレート・ミュージアム・パーティ。

ブロッケン山で魔女と悪魔がサバト(狂宴)を繰り広げる夜を迎える前のひとときに、クールでヒップな小悪魔たちが気ままにはしゃぐワルプルギスの黄昏をお楽しみください。



C o n t e n t s


17:00 DJ/Miyata
18:00 LIVE/大樹
19:00 DJ/Chishiki
19:30 LIVE/タングステン・ヒューズ
20:20 DJ/Miroku



P r o f i l e


◆タングステン・ヒューズ/LIVE 藤原伸哉(track)と西垣朗太(voice)により、2003年5月結成。都内を中心に数々のライブハウス及びクラブ・イベントに出演。モノローグの洪水と、切り裂くギターが生み出す混沌空間。2005年7月、PUREJAM Records よりファースト・アルバム『POSITIVE NOISE ON THE BASS LINE』を発売。
http://tungstenfuse.com/

◆大樹/LIVE 誰もが腰を抜かすスーパーギタリスト。1本のギターで3台のシンセサイザーの響き。必見です。

◆Miroku/DJ 誰もがあっけにとられるカオティックDJ。必見です。



N o t e s


◇ワルプルギスの夜

 伝説によると毎年五月祭(5/1)の前夜「ワルプルギスの夜」に独国ハルツ山脈の高峰ブロッケン山(標高1142m)で,牡山羊・箒の柄・火掻き棒等に乗って魔女達が集い悪魔とサバト(狂宴)を催すと云う。この伝説は独国の作家・科学者ゲーテ(1749〜1832)の劇詩「ファウスト」によって有名となる。ワルプルギスとは,8世紀頃の英国生まれの聖女の名。独国で教会を建立,布教に従事した。魔法及び疫病に対する守護神でもある。人気の無い山岳地で,聖者の記念日前夜にサバトを開宴する模様は,悪魔や魔女の反社会的性格を醸し出していると言える。(出典:謎学用語辞典)


◇ワルプルギスの黄昏(たそがれ)

 ワルプルギスの夜ほど大々的で豪勢なものではなくて、ワルプルギスの夜が始まるちょっと前の黄昏時に小悪魔が遊びまわるくらいの愛嬌を含意したプチ・パーティ。


◇ワルプルギスの夜の一節・・・ゲーテ「ファウスト」(1806)より  

 ファウスト:さすが反対と矛盾の霊だけあって、きみもなかなかあまのじゃくだなあ。よしきた、どこへでもおれを連れてゆきたまえ。それにしても、ずいぶん気のきいたやり方だと思うよ。ワルプルギスの晩に、わざわざブロッケンの山へ来て、何をすき好んであんなところへひとり淋しく引っこまねばならぬのだ。
 メフィスト:まあ、ごらんなさい、いろいろな色の火がもえているでしょう。愉快なクラブができているんです。ちいさな集まりだからかえって独りぼっちにはなりません。
 ファウスト:おれはやはり山の上がいいね。さかんに火がもえて煙がうずまくのが見える。大ぜいが年に一度のサタンの大宴会へ押しかけるのだ。あすこへいけば、きっといろんな謎がとけるだろう。
 メフィスト:ところが、とける片はしから、また新しい謎が生まれてきます。大ぜいの群集には、あちらで勝手にさわがせておきましょう。ぼくらはここでこぢんまりとよろしくやるのです。さわがしい大きな世界のなかで、しんみりした小さな世界をつくるのは、むかしからよくある手ですからね。それ、それ、もうそこに魔女達がいますよ。

(ファウスト第一部、大山定一訳、『世界文学全集13 ゲーテ集』、1970、筑摩書房)
| ワルプルギスの黄昏 | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
2/12 ワルプルギスの黄昏 地下室のメロディ



W a l p u r g i s Z w i e l i c h t



ワ ル プ ル ギ ス の 黄 昏
地 下 室 の メ ロ デ ィ


Date&Time 2005/2/12 Sat. 17:00-21:00
Fee 2000yen (with 2drinks)
Genre New Wave...etc

Art Hashimoto Kazuyoshi
Live タングステン・ヒューズ
DJs  Yoshiki(CANDY),Haru
VJs&SFX PUREJAM[Miyata,Chishiki]

Place  Color(目黒)

JR山手線目黒駅、東急目黒駅西口下車徒歩3分。目黒通りを山手通方面に歩き、向かって右側のアーケード内4店目。富士薬局手前。(東京都目黒区目黒1-6-12 Tel:03-3494-0389)



C o n c e p t s


雑踏の孤独と箱庭の孤独。

内面に向かう音響とモノローグをノーウェイブに奏で雑踏の中に立ちすくむ孤独を体現するデュオ「タングステンヒューズ」(2004年3月、アルバム「Silence Bass」、2005年2月アルバム「4」をリリース)のライブ。

世界を切り取り心の中の曼荼羅を四角形の箱庭に落とし込むHashimoto Kazuyoshiのコラージュ・アートに囲まれながら、YoshikiのNewWaveとHaru(女性)のPowerPopによるTwinDJが繰り広げられます。

美しくかつそこはかとない不安を感じさせながら、同一のベクトルに向かう数々の作品が重なり合い、ある種の概念を形作りながらも、だからこそ現れる微妙な差異に対立を点火し、箱庭的な空間に増幅される一夜限りのコンクレート・ミュージアム・パーティ。

ブロッケン山で魔女と悪魔がサバト(狂宴)を繰り広げる夜を迎える前のひとときに、クールでヒップな小悪魔たちが気ままにはしゃぐワルプルギスの黄昏をお楽しみください。




C o n t e n t s


17:00 Haru/DJ PowerPop
18:00 Yoshiki/DJ New Wave
19:00 タングステン・ヒューズ/LIVE No Wave
20:00 PUREJAM/SFX Next Wave


Flyer&Images desined by Hashimoto Kazuyoshi







P r o f i l e


◆Hashimoto Kazuyoshi/Art コラージュ・アーティスト。1999年からコラージュと製本作品を制作。原画を展示するのは今回が初めて。http://weld.hp.infoseek.co.jp/



◆タングステン・ヒューズ/LIVE 藤原伸哉(Track)と西垣朗太(Voice)による、二人組ノーウェイヴ・バンド。2003年5月結成。2004年3月、ミニ・アルバム『Silence Bass』を発表。定期的なLIVE活動を行いつつ、2ndEP『4』を完成させたばかり。http://tungstenfuse.com

Silence Bass



DUB+JAZZ+HIPHOP+WORDS=tugstenfuse
都内を拠点に活動する、2人組のノーウェイヴ・バンド「タングステン・ヒューズ」初音源となる、6曲入りのミニ・アルバム。一度聴いたら、すぐ歌える様なキャッチーな楽曲たちではないが、奇妙な違和感として旋律とボーカルが耳と頭から離れないでしょう。

Tracks:
1.another girl
2.水媒花
3.刹那 回転 残響音
4.バタフライ・ナイフ
5.Silence Bass
6.tablet drug


◆Yoshiki/DJ New Waveの和洋折衷スペシャルディナー。Favorite Personは 梅原猛, サガン(合掌), 川辺ヒロシ, クボタタケシ。レギュラーパーティーは CANDY@恵比寿エンジョイハウス(今年5周年です)。

◆Haru/DJ PowerPopを愛する、女性DJ

◆Miyata/VJ&DJ 1977年生まれ。2000年、サラリーマンとして活動を開始するが、オクラホマのドン百姓のような生活に嫌気がさし、ドロップアウトする(予定)。2004年現在、多忙を極めつつも空いた時間で細々とDJおよびVJとして活動している。少し情緒不安定気味なのが玉に瑕。座右の銘は「楽しむことは悪ですか?」

◆Chishiki/SFX(or DJ&VJ) テクニックの未熟さを機材の導入でカバーしようとするDevice Oriented VJ(略称:DOV=ドヴ)。毎月の給与明細とクレジット明細の飽くなき競争にピリオドが打たれる日は来るのか? 今回のパーティにあたって導入したKORGのエフェクターは当日思う存分間違った使い方を披露される予定。独自の思いつきと気まぐれによって構成されたDJ&VJは2005年度のゴールデン・ラズベリー賞インスタレーション部門にノミネートされるがサマランチ会長の買収により却下される予定。



N o t e s


◇ワルプルギスの夜

 伝説によると毎年五月祭(5/1)の前夜「ワルプルギスの夜」に独国ハルツ山脈の高峰ブロッケン山(標高1142m)で,牡山羊・箒の柄・火掻き棒等に乗って魔女達が集い悪魔とサバト(狂宴)を催すと云う。この伝説は独国の作家・科学者ゲーテ(1749〜1832)の劇詩「ファウスト」によって有名となる。ワルプルギスとは,8世紀頃の英国生まれの聖女の名。独国で教会を建立,布教に従事した。魔法及び疫病に対する守護神でもある。人気の無い山岳地で,聖者の記念日前夜にサバトを開宴する模様は,悪魔や魔女の反社会的性格を醸し出していると言える。(出典:謎学用語辞典)


◇ワルプルギスの黄昏(たそがれ)

 ワルプルギスの夜ほど大々的で豪勢なものではなくて、ワルプルギスの夜が始まるちょっと前の黄昏時に小悪魔が遊びまわるくらいの愛嬌を含意したプチ・パーティ。


◇ワルプルギスの夜の一節・・・ゲーテ「ファウスト」(1806)より  

 ファウスト:さすが反対と矛盾の霊だけあって、きみもなかなかあまのじゃくだなあ。よしきた、どこへでもおれを連れてゆきたまえ。それにしても、ずいぶん気のきいたやり方だと思うよ。ワルプルギスの晩に、わざわざブロッケンの山へ来て、何をすき好んであんなところへひとり淋しく引っこまねばならぬのだ。
 メフィスト:まあ、ごらんなさい、いろいろな色の火がもえているでしょう。愉快なクラブができているんです。ちいさな集まりだからかえって独りぼっちにはなりません。
 ファウスト:おれはやはり山の上がいいね。さかんに火がもえて煙がうずまくのが見える。大ぜいが年に一度のサタンの大宴会へ押しかけるのだ。あすこへいけば、きっといろんな謎がとけるだろう。
 メフィスト:ところが、とける片はしから、また新しい謎が生まれてきます。大ぜいの群集には、あちらで勝手にさわがせておきましょう。ぼくらはここでこぢんまりとよろしくやるのです。さわがしい大きな世界のなかで、しんみりした小さな世界をつくるのは、むかしからよくある手ですからね。それ、それ、もうそこに魔女達がいますよ。

(ファウスト第一部、大山定一訳、『世界文学全集13 ゲーテ集』、1970、筑摩書房)


Hashimoto Kazuyoshiスペシャルインタビュー
コラージュって「創作」なのに「破壊」も同時に起こるんです[Hashimoto Kazuyoshi]


タングステン・ヒューズ スペシャルインタビュー
真夜中の公園で1人で聞いてください[タングステン・ヒューズ]


| ワルプルギスの黄昏 | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
9/5 ワルプルギスの黄昏



W a l p u r g i s Z w i e l i c h t



ワ ル プ ル ギ ス の 黄 昏



Date&Time 2004/9/5 Sun. 16:00-22:30
Fee 1500yen (with 1drink)
Genre New Wave,Dub...etc

Photograph Tomomi
Film 「壊走」(2003年、日本、50分、監督:山路卓、制作:film factory ARMY ANT)
Live タングステン・ヒューズ
DJs  Yoshiki(CANDY),Masaru(花鳥風月)
VJs&Lounge DJs Miyata,Chishiki

Place  Fourth Floor(吉祥寺)

JR中央・総武線,東京メトロ東西線,京王井の頭線、吉祥寺駅公園口の階段を下りてすぐの通りを右の方に歩き、すぐ左手にある「日本一寿し」のビルのエレベーターを上がった4FがForthFloor。7月に吉祥寺から渋谷に移転したワルシャワレコードのあったフロアの上の階。(武蔵野市吉祥寺南町1-5-5炭屋ビル4F 0422-46-2106)



C o n c e p t s


人類の歴史において善と悪、戦争と平和、躁と鬱、正義の味方と悪役、ボケとツッコミ、といった二項対立から多くの作品や出来事がクリエイトされてきましたが、此処ではあえて同サイドに属する二者から生まれる二項対立を試みてみます。

真夜中の都会を彷徨う二人の男のすれ違いを静かに描く映画「壊走」(2004年6月,イメージフォーラムにて上映)と、内面に向かう音響とモノローグをノーウェイブに奏でるデュオ「タングステンヒューズ」(2004年3月、アルバム「Silence Bass」をリリース)のライブ。対象の内側に包み込まれる錯覚を受けるほどのクローズアップによるTomomiの写真(2004年6月,常盤響によるオムニバス写真集「デジカメ・スタイル
が河出書房新社より発売中)に囲まれながら、MasaruのDub&ReggaeとYoshikiのNewWaveによるTwinDJが繰り広げられます。

美しくかつそこはかとない不安を感じさせながら、同一のベクトルに向かう数々の作品が重なり合い、ある種の概念を形作りながらも、だからこそ現れる微妙な差異に対立を点火し、箱庭的な空間に増幅される一夜限りのコンクレート・ミュージアム・パーティ。

ブロッケン山で魔女と悪魔がサバト(狂宴)を繰り広げる夜を迎える前のひとときに、クールでヒップな小悪魔たちが気ままにはしゃぐワルプルギスの黄昏をお楽しみください。




C o n t e n t s


16:00 Gallary Time featuring Tomomi
 *Tomomiの写真世界に包まれるギャラリー・ラウンジ

18:00 Film Time featuring [壊走] directed by Taku Yamaji
 *「壊走」の上映とともに過ごすトワイライト・バー

19:00 DJ Time featuring Masaru&Yoshiki
 *エンジョイ・パーティ!

21:00 Live Time featuring タングステン・ヒューズ
 *デジャヴと発見のライブ

21:45 SFX Time featuring Chishiki/DJ&VJ
 *Special Effects(催眠ガスにご注意を)

22:30 Finish
 *ハンカチーフのご用意を



Flyer&Images desined by Kaori







P r o f i l e


◆Tomomi/Photograph 写真家。身近な花や風景を切り撮り、日常の中に存在する驚くほど濃密で美しくも恍惚な世界を提示する注目のアーティスト。オフィシャル・ポートフォリオ・サイトはこちら



2004年6月から8月にかけてGallery ART SPACE(東京)およびギャラリーそわか(京都)で行われた通産11回目の国内最大規模のアーティストブックのグループ展[THE LIBRARY 2004] には昨年に引き続いてオブジェを出展。

2004年6月に常盤響、JUN、plan-d、中村豊美とのコラボレーションにより、オムニバス写真集「デジカメ・スタイル」を河出書房新社より発売(2004年8月現在、下北沢のヴィレッジ・ヴァンガードにも平積み!)。




◆「壊走<KAISO>」/Film 真夜中の都会を彷徨う二人の男のすれ違いを静かに描く映画。2004年6月,イメージフォーラムの特集企画「姦しい女、姦しくない男」にて上映された。

Film Data:
「壊走」(2003年、日本、50分)
監督・脚本・編集:山路卓
出演&撮影:山路卓、林遼、角雄記
協力:瀧波弘貴、斉藤亜由美
制作:film factory ARMY ANT


◆タングステン・ヒューズ/LIVE 藤原伸哉(Track)と西垣朗太(Voice)による、二人組ノーウェイヴ・バンド。2003年5月結成。都内某所のスタジオに入り浸る。2004年3月、自主制作盤『Silence Bass』を発売。定期的なLIVE活動を開始した。

Silence Bass



DUB+JAZZ+HIPHOP+WORDS=tugstenfuse
都内を拠点に活動する、2人組のノーウェイヴ・バンド「タングステン・ヒューズ」初音源となる、6曲入りのミニ・アルバム。一度聴いたら、すぐ歌える様なキャッチーな楽曲たちではないが、奇妙な違和感として旋律とボーカルが耳と頭から離れないでしょう。

Tracks:
1.another girl
2.水媒花
3.刹那 回転 残響音
4.バタフライ・ナイフ
5.Silence Bass
6.tablet drug


◆Yoshiki/DJ New Waveの和洋折衷スペシャルディナー。Favorite Personは 梅原猛, サガン, 川辺ヒロシ, クボタタケシ。レギュラーパーティーは CANDY@恵比寿エンジョイハウス(来年5周年です)。

◆Masaru/DJ 部屋にあった無数のレゲエのアナログ盤をもとに2002年よりDJ活動を開始。DeepHouse, Reggae, Dub, Soulなど様々なジャンルをmixする彼独自のスタイルで、今までにMIX,GAME, bar shifty, bul-let's等でプレイ。ナイトウナイト@恵比寿エンジョイハウス, 花鳥風月@宙のresident DJをつとめる。


◆Miyata/VJ&Lounge DJ 1977年生まれ。2000年、サラリーマンとして活動を開始するが、オクラホマのドン百姓のような生活に嫌気がさし、ドロップアウトする(予定)。2004年現在、多忙を極めつつも空いた時間で細々とDJおよびVJとして活動している。少し情緒不安定気味なのが玉に瑕。座右の銘は「楽しむことは悪ですか?」

◆Chishiki/SFX(or DJ&VJ) テクニックの未熟さを機材の導入でカバーしようとするDevice Oriented VJ(略称:DOV=ドヴ)。毎月の給与明細とクレジット明細の飽くなき競争にピリオドが打たれる日は来るのか? 今回のパーティにあたって導入したKORGのエフェクターは当日思う存分間違った使い方を披露される予定。独自の思いつきと気まぐれによって構成されたDJ&VJは2005年度のゴールデン・ラズベリー賞インスタレーション部門にノミネートされるがサマランチ会長の買収により却下される予定。




N o t e s


◇ワルプルギスの夜

 伝説によると毎年五月祭(5/1)の前夜「ワルプルギスの夜」に独国ハルツ山脈の高峰ブロッケン山(標高1142m)で,牡山羊・箒の柄・火掻き棒等に乗って魔女達が集い悪魔とサバト(狂宴)を催すと云う。この伝説は独国の作家・科学者ゲーテ(1749〜1832)の劇詩「ファウスト」によって有名となる。ワルプルギスとは,8世紀頃の英国生まれの聖女の名。独国で教会を建立,布教に従事した。魔法及び疫病に対する守護神でもある。人気の無い山岳地で,聖者の記念日前夜にサバトを開宴する模様は,悪魔や魔女の反社会的性格を醸し出していると言える。(出典:謎学用語辞典)


◇ワルプルギスの黄昏(たそがれ)

 ワルプルギスの夜ほど大々的で豪勢なものではなくて、ワルプルギスの夜が始まるちょっと前の黄昏時に小悪魔が遊びまわるくらいの愛嬌を含意したプチ・パーティ。


◇ワルプルギスの夜の一節・・・ゲーテ「ファウスト」(1806)より  

 ファウスト:さすが反対と矛盾の霊だけあって、きみもなかなかあまのじゃくだなあ。よしきた、どこへでもおれを連れてゆきたまえ。それにしても、ずいぶん気のきいたやり方だと思うよ。ワルプルギスの晩に、わざわざブロッケンの山へ来て、何をすき好んであんなところへひとり淋しく引っこまねばならぬのだ。
 メフィスト:まあ、ごらんなさい、いろいろな色の火がもえているでしょう。愉快なクラブができているんです。ちいさな集まりだからかえって独りぼっちにはなりません。
 ファウスト:おれはやはり山の上がいいね。さかんに火がもえて煙がうずまくのが見える。大ぜいが年に一度のサタンの大宴会へ押しかけるのだ。あすこへいけば、きっといろんな謎がとけるだろう。
 メフィスト:ところが、とける片はしから、また新しい謎が生まれてきます。大ぜいの群集には、あちらで勝手にさわがせておきましょう。ぼくらはここでこぢんまりとよろしくやるのです。さわがしい大きな世界のなかで、しんみりした小さな世界をつくるのは、むかしからよくある手ですからね。それ、それ、もうそこに魔女達がいますよ。

(ファウスト第一部、大山定一訳、『世界文学全集13 ゲーテ集』、1970、筑摩書房)



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